2009年 07月 26日
星になったマック |
2009年7月24日(金)20時26分、我が家の愛犬マックが星になりました。
血管肉腫による安楽死でした。
7月16日に倒れてから1週間しかありませんでした。
7月16日木曜日、いつものように会社から帰宅すると、家内が「マックがご飯を食べないで横になったまま」と言うので、様子を見てみると、お腹が異常に膨らんでいます。これはただ事じゃないなと、抱きながら1階の両親の部屋に戻しました。ウチは2世帯で、マックは夕食の時だけ階段を上って私たちの部屋に来ています。
翌金曜日、会社からメールでマックの様子を聞くと、「近所の動物病院に連れて行ってレントゲンを撮ったら脾臓肥大と言われた。血液検査やエコーで調べないと詳しくわからないけど、どうする?」との返事。
近所の動物病院では、もう歳だし、血液検査やエコーをやるとお金もかかるし、家族で相談してください、との事だったけど、家族が危ないんだから、その場でわかるまで調べてくれよ〜、と思ったのが本音です。
ネットで脾臓肥大を調べると、手術で治るとの記載があり、オシッコの時はなんとか外に出られたので、希望を持ちつつ3連休は那須へ行ったけど、全然落ち着けないので、3日目月曜日の昼に帰京しました。
帰ってもマックは寝たきりだし、私たちも納得いく治療をしたいので、マイミクの獣医であるK先生に連絡し、火曜日に診てもらう事になりました。
火曜日は会社を休んで、マックを車に乗せて新宿のロッソ動物病院へ行きました。
レントゲン、血液検査、エコーの結果、残念ながら血管肉腫(悪性のガン)との診断でした。
膨らんだお腹には血液がたまっており、手術の際、大出血を起こすかもしれない、手術をしても数ヶ月しか生きられないかもしれない、との事で余生を家で過ごす事にしました。
平日は仕事ですが、K先生からは毎日メールでアドバイスをいただいたので、それを家内に連絡して、家内と両親がマックの介護をしました。
オシッコを出すようにとのアドバイスをいただきましたが、マックは律儀で、部屋ではオシッコをしないので、夜、帰宅してからマックを抱いて外に出すけど、全然しません。
木曜日の夜、家族会議を開いて、マックはもう良くならないし、家族も疲れているので、かわいそうだけど安楽死させようと決断しました。
マック、体は動かせないけど、目だけは元気で本当に病気なのかと思うくらい…
金曜日に家内から会社にメールが来て、
「ヒィヒィ鳴いて、前へ行こうとしてるから、とりあえず玄関に下ろしてドアを開けておいた。しばらくしたら外へ行こうと前へ這っていくので、胸のところを持ち上げて、引きずりながら外へ出したらキャーンとオシッコがタラタラと出た。3日分の色と臭いがスゴい!」
と聞いた時は、なんて健気なのかと涙がにじみました。
こんな時は部屋でオシッコしてくれてもいいのに…
「生きる気があるのかな。どうしようかな?」とメールすると、
「やっとオシッコしてすっきりしたし、気持ちよく上へいけるじゃない。」
と返事が来たとき、「そうだな」と思うと同時に涙があふれて止まりませんでした。いつも私の机の周りには人がいますが、この日は両隣の二人が休暇で、前の人も打ち合わせでいませんでした。
苦渋の決断でした…
この日の夜、病院にK先生を迎えに行きました。
前足の毛を剃られ、注射の針を入れられても微動だにせず、もう動けないんだと思うとこれで良かったのだと納得できました。その後、薬を打たれ、眠るように天に昇っていきました。家族に見守られて逝けて良かったと思います。
倒れてから亡くなるまで、夏らしくない涼しい日が続いたけど、これは神様がマックが過ごしやすくなるようにしてくれたんだなと思います。
土曜日は朝から晴れましたが、動物霊園の霊柩車(ワンボックス)に乗せるとき、雨がぱらぱら降ってきました。まるで天が涙しているようでした。
本日26日、朝8時に荼毘に伏されました。
14年間家族でいてくれてありがとう、マック。
ロッソ動物病院のK先生には本当にお世話になりました。
K先生がいなかったら、悔いが残っていたかもしれません。
今日、花が届きました。
ありがとうございました。
血管肉腫による安楽死でした。
7月16日に倒れてから1週間しかありませんでした。
7月16日木曜日、いつものように会社から帰宅すると、家内が「マックがご飯を食べないで横になったまま」と言うので、様子を見てみると、お腹が異常に膨らんでいます。これはただ事じゃないなと、抱きながら1階の両親の部屋に戻しました。ウチは2世帯で、マックは夕食の時だけ階段を上って私たちの部屋に来ています。
翌金曜日、会社からメールでマックの様子を聞くと、「近所の動物病院に連れて行ってレントゲンを撮ったら脾臓肥大と言われた。血液検査やエコーで調べないと詳しくわからないけど、どうする?」との返事。
近所の動物病院では、もう歳だし、血液検査やエコーをやるとお金もかかるし、家族で相談してください、との事だったけど、家族が危ないんだから、その場でわかるまで調べてくれよ〜、と思ったのが本音です。
ネットで脾臓肥大を調べると、手術で治るとの記載があり、オシッコの時はなんとか外に出られたので、希望を持ちつつ3連休は那須へ行ったけど、全然落ち着けないので、3日目月曜日の昼に帰京しました。
帰ってもマックは寝たきりだし、私たちも納得いく治療をしたいので、マイミクの獣医であるK先生に連絡し、火曜日に診てもらう事になりました。
火曜日は会社を休んで、マックを車に乗せて新宿のロッソ動物病院へ行きました。
レントゲン、血液検査、エコーの結果、残念ながら血管肉腫(悪性のガン)との診断でした。
膨らんだお腹には血液がたまっており、手術の際、大出血を起こすかもしれない、手術をしても数ヶ月しか生きられないかもしれない、との事で余生を家で過ごす事にしました。
平日は仕事ですが、K先生からは毎日メールでアドバイスをいただいたので、それを家内に連絡して、家内と両親がマックの介護をしました。
オシッコを出すようにとのアドバイスをいただきましたが、マックは律儀で、部屋ではオシッコをしないので、夜、帰宅してからマックを抱いて外に出すけど、全然しません。
木曜日の夜、家族会議を開いて、マックはもう良くならないし、家族も疲れているので、かわいそうだけど安楽死させようと決断しました。
マック、体は動かせないけど、目だけは元気で本当に病気なのかと思うくらい…
金曜日に家内から会社にメールが来て、
「ヒィヒィ鳴いて、前へ行こうとしてるから、とりあえず玄関に下ろしてドアを開けておいた。しばらくしたら外へ行こうと前へ這っていくので、胸のところを持ち上げて、引きずりながら外へ出したらキャーンとオシッコがタラタラと出た。3日分の色と臭いがスゴい!」
と聞いた時は、なんて健気なのかと涙がにじみました。
こんな時は部屋でオシッコしてくれてもいいのに…
「生きる気があるのかな。どうしようかな?」とメールすると、
「やっとオシッコしてすっきりしたし、気持ちよく上へいけるじゃない。」
と返事が来たとき、「そうだな」と思うと同時に涙があふれて止まりませんでした。いつも私の机の周りには人がいますが、この日は両隣の二人が休暇で、前の人も打ち合わせでいませんでした。
苦渋の決断でした…
この日の夜、病院にK先生を迎えに行きました。
前足の毛を剃られ、注射の針を入れられても微動だにせず、もう動けないんだと思うとこれで良かったのだと納得できました。その後、薬を打たれ、眠るように天に昇っていきました。家族に見守られて逝けて良かったと思います。
倒れてから亡くなるまで、夏らしくない涼しい日が続いたけど、これは神様がマックが過ごしやすくなるようにしてくれたんだなと思います。
土曜日は朝から晴れましたが、動物霊園の霊柩車(ワンボックス)に乗せるとき、雨がぱらぱら降ってきました。まるで天が涙しているようでした。
本日26日、朝8時に荼毘に伏されました。
14年間家族でいてくれてありがとう、マック。
ロッソ動物病院のK先生には本当にお世話になりました。
K先生がいなかったら、悔いが残っていたかもしれません。
今日、花が届きました。
ありがとうございました。
by powersyossy
| 2009-07-26 16:30
| 日常